通院の記録


メガバクテリア症 3
   
− 転院 −
ボクは本当に
そんなに大変な
病気なのですか?
 

いつも一緒。通院も一緒。



2006年11月24日(金)


鳥専門病院への転院を決意した私は、仕事の合間をぬって電話をかけたが、その病院は連休明けだったせいか、何度かけても話し中だ。2時間後、ようやくつながって、これまでの経緯を簡単に説明して、ヤッピーとチェリー、2羽の予約をお願いした。

「明日の土曜日はものすごく混んでいますが、18:45なら何とか入ります」と言われたが、片道2時間半はみないとならないので、それでは帰りが遅くなりすぎる。文鳥たちの負担を考え、もう1週間先にしてもらうことにした。ことに、ヤッピーの方はきちんと診てほしかったので、混んでいるときは避けた方がいいと思った。

メガバクテリアと聞いて心配してくださったようで、「元気はありますか?大丈夫ですか?」と確認してくれるのが嬉しい。
そのとき、一時的に“メガバクテリア無害説”の方に心が傾いていた私は、今のところ全く症状はでていないし、1週間のばす位は気にしなくてよいであろうと判断していた。もともと、前の病院の次回診察予定日も2週間後だったし、そこでもらった薬もたくさん残っていた。



仲良く収まりました

ウィングキャリーをお2人様用にプチ改造


2006122日(土) 初診


その病院には数名の獣医さんがいて、担当医制になっている。前と同じ先生に診ていただけるのかと思いきや、今回から担当の先生が変更になった。
満面の笑みをたたえた、お兄さん先生だ。


ヤッピーのメガバクテリアは、本当に治療が必要なのか?
この病院で診てもらえば、すぐに答えが出ると思っていた。文鳥もたくさん来ている病院だ。文鳥のメガバクテリアだって、そこそこ経験があるのだろうと思っていた。
「文鳥には、害がないからこのまま様子見でいいですよ」なんて言ってもらえれば嬉しい・・・とちょっぴり期待していた。


しかし、最初にクギを刺された。

「フィンチのメガバクテリアは軽視してはいけません。フィンチにも感染例は多く、フィンチの場合は長期化する傾向にあり、やっかいです。」


まずは、そのう検査と糞便検査。そのう検査は異常なし。糞便検査は・・・・・・
顕微鏡を見終わって、先生は言った。

確実にメガバクテリアと断定できるものはありませんが、とりあえずは酵母といっておきましょう。」

メガバクテリアではないかもしれないという事か?
誤診の可能性があるという事なのか!?

メガバクテリアは酵母(Yeast)の一種なので、現段階では酵母と称しておくという事だ。
先生は、はっきりとは言わないが、どうもメガバクテリアではないと思っているように見受けられる。

ヤッピーは以前、この病院で検査を受けたときには異常がなく、その後新しい鳥を迎えたわけでもないのに、今頃出てくるのは変であると言われた。


メガバクテリアについて、プリントを渡され説明を受けた。
プリントには、

  • 感染鳥との接触以外、家での感染源は考えられていない。
  • 抗真菌剤の内服、注射を行う。治療には数ヶ月に及ぶ長期間要することがある。
  • 発見が早ければ治ることが多いが、発見が遅れ感染が長期間に及び、消化管組織の障害が大きいと、治らないこともある。治療に反応しないこともあることから、薬剤耐性を持つものがいると考えられる。

などの事が記載されていた。


何か原因として心当たりはないか聞かれるが、ウサギが来たことによる環境の変化くらいしか思い浮かばない。

「サプリメントはあげていますか?」
とも聞かれたが、私は動物に人工物を摂らせるのは好まないので、ほとんど与えたことはない。
その後も何回か「本当にあげてませんか?」と聞かれた。
(ものによっては、フン中に酵母が排泄される場合もあるという事のようだが、そのときは質問の真意が分からず、何でそんなにしつこく聞かれるのかと少々ムッとした。)

その他にヤッピーが口にするものといえば・・・・ウサギの牧草?
ウサギのところには文鳥の目に魅力的な牧草がいっぱいだ。ヤッピーもチェリーも目を輝かせて牧草をもらいに行っては、とってきたものを自慢げに見せびらかし、心行くまでカミカミして遊び、本棚の上の基地へと運んで行く、そんな光景が毎日のように繰り広げられていた。

「それが原因かどうかは分かりませんが、ワラには納豆菌みたいなものも付いていますから、可能性のあるものは遠ざけてください。」
と言われた。

それは違うだろうと思いつつ(もしそうなら、つぼ巣や巣草の類は使えなくなってしまう)、文鳥に牧草集めをやめさせる方法など思い浮かばず、内心途方にくれた。


この日はメガバクテリアとも、ただの無害な酵母とも断定されないまま終了した。


お薬は直接投与のものをお願いした。
治療する側としては直接投与の方がいいが、飼い主と鳥との信頼関係が崩れる可能性があると言われた。
しかし、ヤッピーとの信頼関係がこんなことで崩れるとは思えない。ヤッピーは怖いほど察しがよく、本当にできた子だ。イヤがるだろうが、理解してくれるはずだ。飲んだか飲まないか気をもまなくてすむし、飼い主の精神衛生上もいい。




文鳥TOP  前 へ